どうも、りゅうです!
前回は肩甲骨の基礎解剖学についてお話しました。
でもこの知識が何になるの?
なんで野球に必要なの?
前回の話を聞いてそう思いましたよね。
そこで今回は、
「野球においてなぜ肩甲骨が大切なのか」
を解説していきます!
これを知っていると
子供にしっかり説明できて
ストレッチをするきっかけにすることができます。
逆に知らないと
いつまでたっても子供はストレッチしてくれません。
それでは本題に入ります!
1.肩甲骨の可動域があると野球でどんなメリットがあるのか
皆さんこの画像を見たことをありますか?
大谷選手をはじめ、佐々木朗希選手、前田健太選手など
一流の選手には共通のポイントがあります。
それは肩甲骨周りの柔軟性です。
肩甲骨周りが柔らかいとどんなメリットがあるのでしょうか?
大谷選手はあるインタビューで、
「ピッチャーにとって肩甲骨の柔らかさはどう生かされますか?」
という質問に対して
「柔らかい方が硬いよりも広く使えます」
と答えています。
これは、
肩甲骨周りの筋肉が柔らかく肩甲骨の可動域が広がると
投球の際に腕全体を大きく動かすことができます。
とくにこのテイクバックの時に
腕を引く動作があります。
この腕を引く動作で肩甲骨の可動域が重要になります。
よくピッチングで弓を引くようにと表現されますよね。
弓は大きく引いた方が威力が強くなるのは分かると思います。
これはピッチングも同じで
腕を大きく引くことができると
その分ボールを加速させられる距離も長くなり
結果、球速を上げることができるのです。
大谷選手や佐々木朗希選手の球が速い要因なのが
納得できますね!
2.肩甲骨の可動域がないとどんなデメリットがあるのか
前回の解剖学で肩甲骨の周りには沢山の筋肉がついていることをお話しました。
腕を使う動きにおいて、肩甲骨の動きが必須であるということは
ご理解頂けたでしょうか?
投球動作は投げるたびに肩甲骨周りの筋肉に負担がかかり
次第に肩甲骨周りの筋肉の柔軟性が低下していきます。
柔軟性が低下して肩甲骨周りの可動域が狭くなると
パフォーマンスの低下や怪我の原因になります。
具体的には、
投球の際にゼロポジションが取れずに
肘が下がったフォームになる。
テイクバックの際に肩甲骨が引けず
内旋筋の力に頼ることになり手投げになったり
しなりが使えないので
球速が下がってしまったり
と、投球フォーム不良になり
怪我やパフォーマンス低下に繋がるのです。
3.まとめ
今回は野球における肩甲骨の可動域の重要性についてお話してきました。
肩甲骨の可動域の拡大は
・投球フォーム不良を防ぎ、怪我予防になる
・腕を大きく使えるようになるので球速アップなどの
パフォーマンス向上になる
というメリットがあります。
これを子供に説明して、
肩甲骨周りのストレッチをさせてみましょう!
次回は実際に肩甲骨周りのストレッチを紹介するので
お楽しみに!
p.s.
度重なる怪我に悩まされ
高2の怪我で大挫折を味わった私が
ストレッチを真剣に取り組んで
3年次にレギュラー奪還。
現在は、私の様な思いをする野球少年を減らす為に
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